シナリオ名:魂が願う夢~Only Lonely Soul~
プレイヤー人数:2~4人
シナリオ傾向:システム初心者でも全然OK
シナリオ予告
世界とは尊く、愛おしいものだ
美しく眩い輝きを放つ光
一時も止まることなく移りゆく色彩
嗚呼、かくも世界は素晴らしい
私は、これを教え伝えたい
ただ、それだけなのに
魔道書大戦RPGマギカロギア
「魂が願う夢~Only Lonely Soul~」
決して逃れることはできない
私たちは永遠にひとりぼっち
PC1
シナリオアンカー:玉城愛(たましろ・あい)
推奨属性:尊敬
あなたは小劇団「ピクタリアート」の新米女優・玉城愛と親しい関係だ。
彼女は演劇人であるわりに少々内気で、押しの弱い性格でもある。
ある日、あなたを呼び出した彼女は緊張した面持ちでこう言った。
「私、今度の記念公演で主役に選ばれたの。その舞台、あなたにも観てもらいたくて」
表情が固いのは、劇団に入って初めての大役によるものだろう。それでも彼女は、懇願の表情であなたにチケットを差し出した。
あなたは「【プライズ】公演チケット」を受け取ってもよい。
PC2
シナリオアンカー:黒鵜真理子(くろう・まりこ)
推奨属性:興味
あなたは黒鵜真理子という女性のご近所さんだ。
近所とはいえ、朝早くに家を出て夜遅くに帰ってくる彼女の私生活には謎が多い。
そんなある朝の事。あなたは、彼女がひどく憔悴しているのを見かけた。
「どうして。どうして、わたしは、こんな世界に」
その時、あなたは感じてしまう。彼女から微かに漂う魔法の気配に。
愚者が魔法災厄に巻き込まれているのなら〈大法典〉の魔法使いとして放置するわけにはいかない。
PC3
シナリオアンカー:水書文記(みずがき・ふみのり)
推奨属性:興味
あなたは小劇団「ピクタリアート」の主宰・水書文記と親しい関係だ。
話好きで、陽気で、ちょっと寒いダジャレもこなす。
そんな彼が、ひどく疲れた表情であなたに溢した。
「はあ…なんつーか、筆が全く進まんのよ。スランプトランプぷっぷくぷー、って感じなんだわ…」
ふざけた言葉の内容とは裏腹に、彼は確かに生みの苦しみを抱えていた。
それからしばらくして、彼の劇団が旗揚げ記念公演に向けて広報活動を始めたと噂に聞いた。なんでもかなりの自信作であるようだ。
彼の「自信」がどこから来たのか、見届けようではないか。
あなたは「【プライズ】公演チケット」を所持していてもよい。
PC4
シナリオアンカー:瀬戸希望(せと・のぞみ)
推奨属性:なし
あなたは大学の演劇サークルに所属する訪問者・瀬戸希望と親しい関係だ。
ただ、彼女の観劇の好みは少々変わっている。どこからどうやって探してきたのかよく分からない無名の小劇団を好んで応援しているのだ。
今回もその例に漏れず、聞いたことのない劇団のチケットを取ってきた。
「ここ、ちょっと気になっているんですよぉ。もしも良かったら一緒に観劇、いかがです?」
無邪気に笑う彼女は、本当に楽しそうだった。
だが、ある日を境にその笑顔が失われてしまう。
一体彼女の身に何が起きたのだろう?
あなたは「【プライズ】公演チケット」を所持していてもよい。
GMより一言
初めましての方は初めまして。
毎度おなじみの皆さまは性懲りもなくまた出ました。
霧崎うつろと申します。
今回のシナリオは、私がマギカロギアの中で一番好きなルール「魂の特技」がテーマです。
自分だけの特別な刻印にして、その目で見た世界の本質。
実にカッコいい響きですよね。心が躍ります。
そんなわけで、シナリオの雰囲気は当然のようにシリアスです。
物語の始まりは無名の小劇団。記念公演を成功させるべく、奮闘する劇団員たち。
これらをきっかけに始まる世界の終わりに、分科会はどう立ち向かっていくのか。
魔法使いたちの選択を、私はとても楽しみにしています。
たとえそれが「あなたのおわり」だとしても。
キャラクター作成については、通常の初期作成になります。サマリー類も準備しておりますので、ルールブックをお持ちでない方もお気軽にお越しください。
黄昏選書についてはお持ちでない方も追加魔法のみリストにて対応します。
どこまでも頼りないポンコツではございますが、皆様に素敵な魔法の一日を提供できるよう精一杯努めてまいります。
もしご縁があれば、よろしくお願いしますの!