第二回卓情報(GM:もぎょこさん)

シナリオ名:夢を叶える贄となれ

プレイヤー人数:2~4人

シナリオ傾向:システム初心者でも全然OK

シナリオ予告

「魔法ってすごいよね」
教壇に立つ魔法使いは、生徒たる魔法使いのたまごたちにそう語り掛けた。
「現実や絶望をはらって、夢や希望を叶える力。運命を変える、強力な切り札」
「そんな素晴らしい力を君たちは操ることができる。そのための勉強をここで頑張っている」
「だから……そろそろテスト以外で自分の力を試してみたいよね?」
甘い誘惑と共にくすり、と微笑んだ魔法使いは一冊の魔道書を取り出し、生徒たちを見渡しながら悠然と広げる。
「叶えたい夢を魔法で実現していこう。自分の魔法がどこまで通用するのか試してみよう」
「大丈夫、君たちはもう立派な魔法使いだ。きっとやり遂げられる」
紡がれる魔法使いの言葉に応えるように立ち上がる生徒たち。彼らの意志に頷いた魔法使いは魔道書を閉じて、生徒たち一人ひとりと眼を合わせ檄を送る。
「さあ、生徒諸君! 課外授業の時間だ! 思う存分、楽しんでいこう!」
その言葉を合図に生徒たちは教室を飛び出していった。すれ違う人々の視線を気にすることなく、長い廊下を駆け抜けていった。
その先に待ち受けている残酷な未来を知らずに――。

魔道書大戦RPGマギカロギア「夢を叶える贄となれ」
夢は幻に消えゆくのか、それとも――。

GMより一言

第1回でもGMをさせていただきました、もぎょこです。
前回は機関なしの卓が多かった、という話を小耳に挟みましたので、オンリーコンベンションだからこそ出来そうな機関に特化したシナリオをやってみよう思い、応募いたしました。

今回は機関の1つ、魔法の学び舎である学院に籍を置く魔法使いたちに焦点を当ててみました。学院をメインにすると言いながら実際に活動する舞台は普通の街です。シナリオの内容も相変わらずシンプルですので、自由に雰囲気や話を作っていけたらなと思います。

レギュレーションについて、使用PCは学院所属の第3~4階梯の魔法使い。先生か生徒、どちらをするのかはPC作成の時に皆さんで相談していきたいと思います。サンプルキャラシも持っていきます。
使用ルールブックについては考え中です。PLさん全員が基本ルールブックをお持ちなら基本ルールブック基準、新書版1巻やスタートブックなど機関の情報が入っていないルールブックをお持ちのPLさん、またはルールブックをお持ちでないPLさんが一人でもいらっしゃいましたら学院サマリーを使用しながらスタートブック基準で進めていこうと考えています。黄昏選書についてはGMが所持していないので使用不可とします。

機関を体験してみたい方、基本ルールブック記載のルールに触れてみたい新書版1巻、スタートブックをお持ちの方、学院が好きな方、魔法使いになりたい方……一緒に魔法の世界を駆け抜けてみませんか?
初心者からまだまだ抜け出せていないので手際の悪いところはありますが、前回で得た改善点を活かしつつ精いっぱいさせていただきます。
よろしくお願いします!