シナリオ名：誰が為の幸福か
プレイヤー人数：3～4人
シナリオ傾向：システム初心者でも全然OK
シナリオ予告
一つの魔法災厄が、彼らの心を包み込む。
内に秘めた声なき悲鳴を、拭いきれない葛藤を、届かぬ言葉に軋む思いを。
それらが互いに呼応し、歪ながらも共鳴した時ｰｰひとつのぬいぐるみが現れた。
可愛らしい少女の姿をとったぬいぐるみ。
そっと手にとってみれば、ぬいぐるみはぎゅっとしがみつき、涙に濡れたつぶらな瞳で見上げ、
「お願い」
「私を一人にしないで」
まるで意志を持っているかのように頬を寄せ、離れようとしない。
ひとりぼっちの寂しさを埋めるように、愛に飢えた心を慰めるように。
このぬいぐるみが願いの具現だとするならばら、はたしてこれは一体誰の願いなのだろうかｰｰ？
時が経つにつれて数を増やしていくぬいぐるみ。
奇妙なぬいぐるみが繋ぐ縁に、魔法使いたちは何を思うかｰｰ。
GMより一言
3度目のGM応募をさせていただきます、もぎょこです。
今回は魔法使いとは異なる理を持つ者たち、越境者（マージナル）がシナリオのメインとなります。
越境者は戦う力を持たない愚者と異なり、何らかの特殊能力を持っています。少し魔法戦の難易度が上がりますが、テストプレイの結果、第3階梯でも大丈夫でしたので、初期作成のPC、あるいは既存のPC（功績点使用なし）でご参加いただきます。
基本ルールブック対応ですが、ルールブックを持ってない方、マギカロギアに慣れていない初心者さんやスタートブックのみのPLさんがいらした場合はスタートブック基準でやっていきます。黄昏選書は卓参加者全員が所持している場合のみ採用します（持っているデータに差が出ないようにするため）。
シナリオの展開はシンプルなので、魔法災厄とぬいぐるみをきっかけに解かれていく越境者たちの事情に首を突っ込みたい方、お節介を焼きたい方、お待ちしております。
よろしくお願いします！