マギカロギアの【キャスト】について


どうも、十一里あるくです。

マギカロギア元型が持つエフェクト(能力)に【キャスト】というものがあります。
今回は、その【キャスト】について書いてみようと思います。

【キャスト】の効果は以下の2つです。


常時効果

元型の使役者は、1ラウンドに使用できる呪文タイプの魔法の使用回数が1回増える。

要宣言効果

元型の使役者は、召還タイプか呪文タイプの魔法を使用する。
この時、指定特技が元型の領域であった場合、自動的に成功する。
指定特技が元型の領域でなかった場合、自動的に失敗する。
(判定は行われず、魔素、ファンブル、クリティカルの発生も起こらない)


ここで、「うんうん、効果は2つだよね」と思ったあなた。
そんなあなたは、ここから先は読まなくても大丈夫です。

ここからは、「どうして、あの記述がそう読めるのか?」について書いていくからです。

2つ? そうだったっけ?」と思ったあなたには、ちょっと読んで欲しい内容です。
きっと【キャスト】のことがよくわかりますよ!


さて、まずは「常時効果」に関してです。

これは特に問題ないと思います。ルールの最初に、以下の記述があるからです。

このエフェクトを持つ元型を一体使役しているたびに、1ラウンドに使用できる呪文の回数が1回増加します。

※マギカロギアリプレイ 幻惑のノスタルジア P245 より

見たままに、「呪文タイプの使用回数が増える」効果ですね。
「このエフェクトを持つ元型を一体使役している」と言う状態の間は「常時」発動している効果です。
召還タイプの使用回数は増えない点に注意です。


では、次は「要宣言効果」です。

こちらがわかりづらいんですよね。
なぜか「常時効果」と「要宣言効果」を続けてごちゃっと書いてあるから、混同しがちなんです。
書いてある順番がなんか変なんですよねー。

さて、そもそも、なぜ「要宣言効果」なのかというと、ルールに以下の記述があるからになります。
どうしてか、後ろの方に書いてあります。

【キャスト】を使用する場合、サイコロを振らず、その使用を宣言してください。

※マギカロギアリプレイ 幻惑のノスタルジア P245 より

使う時は宣言がいるよ」という事ですね。
そして、「使用したら何が起こるのか」という事については、常時効果」のすぐ後ろに書いてあります。

特定の魔法を使用するときに、その指定特技の判定を自動的に成功させることができるようになります。ただし、判定を自動的に成功させることができるのは、その元型の領域の特技が指定特技になっている召還か呪文タイプの魔法だけです。

※マギカロギアリプレイ 幻惑のノスタルジア P245 より

これが「宣言効果」の中身です。
いわゆる「魔法の自動成功」についてですね。
こちらは、召還タイプでも呪文タイプでも両方使用できます

さらに「指定特技が元型の領域でなかった場合」については、公式ページのQ&Aに記載があります。

Q:【キャスト】によって【緊急召喚】を使用することができますか?
A:可能です。ただし、サイコロを振って、ランダムに指定特技を決定した結果、それがその元型の領域でなければ、【緊急召喚】は自動的に失敗します。

※『魔道書大戦RPG マギカロギア』 ウェブサイト 魔法学特別講義 より

指定特技が元型の領域じゃなかったら失敗するよ」っていう事ですね。


というわけで、解説は以上です。

最近、自分でも混乱する事があり、読み返したんですが、やっぱりわかりづらい記述ですよね。
大判ルールが出る時には修正されてるといいなーと思います。

さて、ここまで書いて来てナンですが、
もちろん、これは私の解釈の仕方なので、卓によってルール解釈はまた変わってくるかもしれません。

ただ、わかりづら~いでも、とても魅力的な【キャスト】というエフェクトに関して、何かの役に立てれば幸いです。

そういえば、「哲学戦線」でも、「鳳円しるふ」ちゃんが【呪砲】を【キャスト】してましたね。
「騎士」で殴った方が早いとか言わずに、是非とも「乙女」も使ってみてください。

例えば、【分身召還】で「乙女」ハーレムを築くとか・・・

【キャスト】はとっても楽しいよ!


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